hrstrategist’s blog

組織人事ストラテジストのつぶやき、業務連絡など。。

わたしの歯磨き革命、みんなの経営革命(大げさ)

 こんにちは、組織人事ストラテジスト 新井規夫です。

 私事ですが、嫁が携帯を買い換えました。ガラケーなのですが、本体が1円で、月々の維持費は(通話をしなければ)実質ほとんどタダ(のはず)。私も3月に買い換えており、これで月額料金は昨年比で半額以下になります。いやあ、本当に良い世の中です。

 以下本題、先日歯を磨いていた時の話です。

 昔から歯磨きには悩みがありました。というのも、「右下の奥歯の内側」を磨くのが苦手なのです。この部分の"親知らず"が半分だけ中途半端に顔を出しており、それもあって歯茎との境目の部分を磨き残しがちでした。

 そんな話を嫁にすると、意外なコメントが返ってきました。

 「その部分を磨くのは苦手な人が多いと、かかりつけの歯医者さんが言っていた」

 と言うのです。何でも、右利きの人が右手で歯ブラシを持って磨くと、どうしてもそこは磨きづらいそうなのです。
 
 なるほど、そういう理由なのだと、生まれて初めて知りました。そして、気付きました。「そうだ、左手で磨けば良いのだ」と。

 実際に試してみると、結構うまく磨けるではないですか。おお、素晴らしい新発見!

 もしかしたら、「そんなの知っているよ」という方もいらっしゃるかもしれませんが、私は生まれてから通算30,000回も歯を磨いていた(注)にもかかわらず、これまで気付きませんでした。。

注)朝晩2回×365日×40年=29,200回 最近は1日3回磨くので30,000回は超えているはず

 ということで、この話から仕事に通じる教訓がいくつか見いだせるのではないかと思います。

 まずは、日々の業務を見直す中で、意外な改善ポイントはそこら中に転がっており、要はそれに気付くかどうかなのでは、という事です。素朴な疑問を持ち、それを忘れずに追求する姿勢があれば、30,000回繰り返して気付かなかった事も30,001回めに気付くかもしれません。

 また、今回の発見は、元々は「歯医者さんのコメント」が発端です。自分では気付かないことを気付かせてくれるという意味で「プロの意見」は、間違いなく聞く耳を持つ"価値"があります。その際には、信頼できる良い「プロ」を選ぶ必要がもちろんありますね。
 
 嫁の携帯の件も、我が家に最適な機種と料金プランを店員さん相談して決めることができました。携帯のプランは本当に複雑なので、素人にはまず理解不能ですが、この店員さんもさすがプロでしたね。

 という訳で、経営者のみなさま、日々の会社経営の中で、漠然と感じる疑問などがあるのではないかと思います。組織・人事とは直接関係のなさそうな事でも、「組織人事ストラテジストの意見」により気付きが得られるかもしれませんよ(笑)。