hrstrategist’s blog

組織人事ストラテジストのつぶやき、業務連絡など。。

インプット>>>>>アウトプット

 こんにちは、組織人事ストラテジスト 新井 規夫です。現在、虎ノ門ヒルズにある当社サテライトオフィス(嘘)で、この文章を書いております。ここのロビーはテーブルとベンチが多くあって、作業するのは本当に良い場所ですね。しかもタダでWifiもつかえます。穴場なのであまり教えたくはないですが(笑)。

 さて、お蔭さまで、3月より新規でお手伝いする仕事の案件が増えまして、最近大変忙しくなっております(当社比)。もちろん、それはとても、とても有難いことなのですが(クライアントのみなさま、改めてありがとうございます!)、一方で、最近は、お会いする人達が「いつもの人たち」で固定してきてしまいがちです。例えば今週お会いした方達は、全て契約している客先のみなさま&協業しているパートナーの方たちだけ(家族と近所の犬猫は除く)なのです!

 という訳で、なかなか新しい方や日頃お会いしていない方にお会いする機会が減ってしまっていることに、このままではいけない、と感じております。今週は飲み会も無かったし。。

 以前に立花隆さんの本(何の本かは忘れてしまいましたが)で、立花さんが「1冊の本を書くために、500冊の本を読む」という話をされており、驚愕したことを覚えています。立花さん程のプロフェッショナルでも、その位の大量のインプットが無いと、良質のアウトプットは生まれない、ということですね。

 人と会うのも同じことだと思います。いつも決まった人達とだけコミュニケーションをしていると、ある程度予定調和の世界となってしまい、そこからは新しい発見はなかなか生まれません。当然ながら、それは相手の方の責任ではありません。自身が意識的・積極的に多様な人達と交流していき、一定量以上のインプットを継続的に入れていかないと、自身の創造の泉は枯れてしまうのではないかと思います。

 もちろん、立花さんのように「本を読む」というのもインプットを増やす一つの方法です。私も日頃は毎月10冊近くの本を読む(何を読んだか中身が大事なので、何冊読んだかの量自体に意味はありませんが)のですが、最近は読書に割く時間が減ってしまっているのも良くない傾向です。つい、だらだらとパソコンに向かって仕事をする時間が増え、その分読書時間が圧迫されている感じです。良くない傾向ですね。時間が一番の制約要素なのだから、もっと生産性を意識しなければいけません。

 やはり、読書だけでは補えない「人と会って話をする」事による価値はあると思います。一方向でなく、双方向のコミュニケーションで得られる刺激は、得難いものです。以前にもBlogで書いたことがありますが、独立を報告した時に、「会いたい人に会えるようになるよ」という慶應KBS小幡績先生の言葉を改めて噛みしめております。折角のアドバンテージを積極的に使わないといけないですね。。

 今の私の立場は、「組織人事ストラテジスト」である自分自身のアウトプットがそのまま自分の商品価値になる訳ですから、本を読むのも人と会うのも商品価値を上げるための、「仕入」である訳で、サボらずに積極的に時間を取っていかなければいけないな、と感じております。つきましては、友人・知人の皆さまには、私の価値向上のために(笑)、お付き合い頂ければと思います。

 では、Have a nice weekend!